番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。また、「BBTスクランブル」(今月は最終日曜あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (令和6年9月12日開催)

BBTドキュメンタリーズ「それでも歌う ~93歳 車椅子の声楽家」

令和6年8月31日(土) 午後4時55分~5時25分放送


元高校教諭で声楽家の93歳の男性は毎年夏、教え子たちとコンサートを開いている。
コンサートのたびに1歳若返ると話す男性は、脳梗塞などの病気を乗り越え、音楽に情熱を燃やしてきた。再びやってきた夏。楽しみなコンサートと共に、男性には忘れ得ぬつらい夏の記憶があった。


出席委員(敬称略)

委員長 :松田英昭

副委員長 :加古佳子・岡本有紀子

委員  :河上めぐみ・石﨑大善・髙野吉寿・林政義・藤井公嗣

レポート:山本善裕


BBT出席者

中西代表取締役社長・滝澤代表取締役副社長・石田取締役業務局長・堀田報道制作局長・松田ディレクター・伊藤編成部副部長・砂原番組審議会事務局長


感想

  • 浅岡さんの印象が冒頭よりも若返っていく印象をうけた。人物を取り上げる番組として良かった。
  • 93歳になっても音楽に真摯に向き合い、さらに努力を重ねている様子に引き込まれた。
  • 老いる事のすばらしさ、マイナスではなく希望として感じられた。

意見

  • 戦争の悲惨さと平和の尊さを訴える浅岡さんに感銘を受けた一方、放送日は終戦の日にしても良かったのではないか。
  • 浅岡さんや教え子のインタビューでどんな問いかけに対して、その答えが出たのか伝わらない部分があった。
  • 「それでも歌う」というタイトルだが、制作側がどんな事情を指して「それでも」という言葉を使ったのか分からなかった。