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番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。また、「BBTスクランブル」(今月は最終日曜あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (令和5年9月14日開催)

令和5年7月29日(土) 16時55分~17時25分

「BBTドキュメンタリーズ 青沼さんちの新牛舎」


100年先も続く酪農のあり方を模索し、奮闘する高岡市在住の酪農家。
住宅地に近い牛舎で目指すのは近くの農家から稲わらなどのエサを提供してもらい、ふんを発酵させて作るたい肥を田んぼや畑に還元するという資源循環の確立です。
その挑戦の日々を追ったドキュメンタリー。


出席委員(敬称略)

委員長 :松田英昭

副委員長:宮窪大作

委員  :加古佳子・河上めぐみ・髙野吉寿・山本善裕・林政義

レポート:岡本有紀子・石﨑大善


BBT出席者

中西代表取締役社長・滝澤代表取締役専務・石田取締役業務局長・堀田報道制作局長・小島報道制作局次長・羽根ディレクター・砂原番組審議会事務局長


感想

  • 酪農経営の厳しさ、難しさの一方、前向きに努力をしている農家の姿に勇気をもらった。
  • 農業の現場を伝えてくれる良い番組だった。耕畜連携や、消費者との距離、牛乳の消費拡大など様々なキーワードが描かれていた。
  • 資源循環は安全安心で理想ではあるが、コスト高という側面があることも分かった。

意見

  • 子牛を売却する話をはじめ、酪農の知識がないと理解できない部分もあった。もう少し分かりやすくすべきではなかったか。
  • タイトルで「新牛舎」としているが、実際に描かれていたのは若い酪農家の取り組みであり、このタイトルは相応しくないのではと感じた。
  • 牛舎の中で放し飼いが珍しいという理由が分からなかった。他で行われていない理由が知りたかった。

その他

放送基準56条に「SNS等による誹謗中傷から出演者を保護する条文」を追加する事について事務局から説明し、諮問を行った。
番組審議会の意見、指摘を謙虚に受け止め、今後の番組制作に活かしていく事を確認した。