番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。また、「BBTスクランブル」(今月は最終日曜あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (令和5年7月13日開催)

令和5年6月24日(土) 16時55分~17時25分

「BBTドキュメンタリーズ 忘れない コロナ3年の記録」


新型コロナウイルスが今年5月に5類に分類され、富山県も再スタートを切ったかに見える。この3年のコロナ禍とは何だったのか。また、この3年を忘れてはならないと話す人の取材を続けると、これまでニュースでも報じられなかったコロナ禍の実態が見えてきた。


出席委員(敬称略)

委員長 :松田英昭

副委員長:岡本有紀子

委員  :加古佳子・石﨑大善・髙野吉寿・山本善裕・林 政義
リポート出席:河上めぐみ


BBT出席者

中西代表取締役社長・滝澤代表取締役専務・石田取締役業務局長・堀田報道制作局長・小島報道制作局次長・日高ディレクター・砂原番組審議会事務局長


感想

  • 新型コロナが5類に分類され、解放感が漂う中で、コロナで失われた命や、それぞれの人の事を忘れるべきではないという制作者側の思いが伝わってきた。
  • 改めて医療関係者の方々に敬意を表したいと感じた。専門家の話をもっとじっくり聞きたいと思った。
  • お子さんを無くしたご両親の声は胸に迫るものがあった。新型コロナと持病との関係が分かっていないとの事だったが、ご両親にとっては重要な事だ。今後深掘りをしてほしい。

意見

  • 3年を振り返るのに30分は短すぎたのではないか。
  • 科学的、医療的な事実と、誹謗中傷など心の問題が混在していて、番組としてどっちつかずな印象を持った。
  • SNSやネット上の声を表現する場面で、読み上げの声色や調子は配慮が必要だ。文章をどんな感情で読み取るのかはその人次第であり、作り手は慎重さが必要だ。