番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。 また、「BBTスクランブル」(今月は最終日曜あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (令和3年1月14日開催)

1月の審議会は、新型コロナウイルス感染防止のための富山アラートの発令、および、富山県内の大雪被害による劣悪な道路事情により、急遽、富山テレビ社屋での開催を中止し、書面による審議といたしました。

令和3年1月1日(金)12時00分~13時30分

BBT新春特番 お年玉クイズで笑い初め!
祝本日公開!映画「大コメ騒動」
~井上真央と富山のスター大集合SP!~


BBTが開局50周年を記念して制作協力した映画「大コメ騒動」の公開に合わせて、制作・放送した番組。映画で主演を務めた女優の井上真央さんをはじめ、富山県出身の室井滋さん、立川志の輔さん、柴田理恵さん、内浦純一さん、そしてメガホンを取った本木克英監督という豪華な顔ぶれで、富山にまつわるクイズに回答したり、撮影の裏話や映画の見どころを紹介しました。主役の「松浦いと」を演じた井上真央さんは、撮影で苦労した点に富山弁のセリフを挙げましたが、立川志の輔さんは「井上さんは富山出身者よりも富山弁が上手だった」と絶賛。また、映画で女性たちのリーダー格の「清んさのおばば」を演じた室井滋さんは「おばば」のいで立ちやメーキャップは実家の近所に住んでいたお婆さんがモデルと話し、当時のエピソードを紹介しました。また、映画やドラマのプレゼンで話題の赤ペン滝川さんが見どころを3分でPRするコーナーなど、映画「大コメ騒動」を様々な角度から楽しく紹介しました。


出席委員(敬称略)

委員長 :伊東潤一郎
副委員長:浅野端・松田英昭
委員  :岡本有紀子・加古佳子・石﨑大善・塩谷誓勝・藤井努・宮窪大作


BBT出席者

中西代表取締役社長・前田代表取締役副社長・飯野常務取締役業務局長・奥田常務取締役報道制作局長・砂原報道制作局次長・吉村副部長・蟹谷番組審議会事務局長


感想

  • とても郷土愛にあふれる楽しい良い番組だった。
  • 明るい話題が少なかった年末年始にとても元気が出る番組で好感が持てた。
  • 富山に縁のある出演者の皆さんの仲の良さが伝わってとてもいい雰囲気だった。
  • 富山弁の「けとけと」、「あじゃあじゃ」、「あわあわ」などの意味や使い方を改めて考えてみるところで、ふるさとの方言について愛おしさが増した。
  • 全編を通じて流れる米米CLUBの石井竜也さんの主題歌がとても印象的で、富山らしい雄大なメロディーで素晴らしかった。
  • 米騒動のイメージは米屋に押し掛けるイメージしか無かったが、女性がコメを船に積み込む仕事や、コメを旅に出すなーの掛け声の中、浜辺でも女性たちが家族を守るために活躍したことは知らなかったので勉強になった。

意見

  • タイトルからこの番組内容が想像できないのでは?と少しもったいない気がした。
  • 出演者の方の配置で、本木監督が後列の端ということに少し違和感があった。
  • エキストラで参加された方々のエピソードやインタビューなどがあったらより面白い話が聞け、より番組構成が豊かになったのではないかと思った。
  • キャストの方がほとんど黒っぽい洋装で背景と同化してしまってよく見えず、富山の新年らしさもあまり感じられなかったのが残念だった。
  • 前後の方々を仕切るアクリル板が見当たらず、前後は間隔確保のみで大丈夫なのか、気になった。
  • 司会の二人がしていたマウスシールドは、新型コロナウイルスの感染防止にはならないことが証明されており、距離をとってアクリル板を用いるべきかと思った。テレビでマウスシールドを使用されると、「これで十分な感染対策なんだ」と間違った認識をされる。日本全体がパンデミックな時期なので、正しい対応を考えてもらいたいと感じた。