番組審議会概要

富山テレビでは、放送番組の適正を図るため番組審議会を置き、番組等に関して委員の意見をお聞きしています。 また、「BBTスクランブル」(今月は最終日曜あさ5:05~5:15)内で、番組審議会の様子をお伝えしています。


今回の審議番組 (令和2年10月8日開催)

令和2年8月14日(金)19時00分~20時00分

「BBTスぺシャル 突然ですがクイズです ~体張って答え合わせ~」


「突然ですがクイズです ~体張って答え合わせ~」は、分からない事はインターネットで調べるのが当たり前の時代に、「やってみないと分からない富山の問題」に体を張って挑むクイズバラエティ番組です。
クイズの内容は『魚津水族館の魚は一体どこからやってくるのか?』『富山の水は北陸三県で1番美味しいのか?』など、富山県にまつわる気になるギモンを集め、幅広い年齢層にご覧いただけるようバラエティ豊かなラインナップでお送りしました。
気になる疑問を調査するのは、富山県出身のタレントや有識者の皆さん。ふるさとの不可思議な謎を文字通り、体を張って調べました。お笑いコンビのクマムシは銅器生産がさかんな高岡市で街頭で銅像に扮し市民に見破られるかどうかのクイズに体を張って挑戦しました。プロパフォーマーの技術ですっかり銅像に変身したクマムシのその「銅像ぶり」は老舗銅器メーカーの社員も絶賛する出来栄えで高岡駅前で行った検証では、高校生やサラリーマンが次々にクマムシに近づき、その精巧さを絶賛する一幕もありました。


出席委員(敬称略)

委員長 :伊東潤一郎
副委員長:浅野端・松田英昭
委員  :岡本有紀子・加古佳子・石﨑大善・塩谷誓勝・藤井努(リポート出席)・宮窪大作


BBT出席者

中西代表取締役社長・前田代表取締役副社長・飯野常務取締役業務局長・奥田常務取締役報道制作局長・砂原報道制作局次長・井上ディレクター・蟹谷番組審議会事務局長


感想

  • お盆の夜、家族だんらんで見るのに楽しくてよい番組だった。
  • 富山にまつわる新しい気付きがいろいろ盛り込まれていてよかった。
  • 魚津水族館が日本一歴史があると知らなかったし、魚の入手方法や裏方の苦労などいろいろ知ることができて楽しかった。
  • 清原弁護士のキャスティングの意図はわからなかったが、頑張ってリポートする姿がよかった。
  • ノビ山本さんの自然体で素直なリアクションに好感が持てた。
  • 「名水の味」の企画は、富山の水を応援しつつ楽しく見れたが、ミネラルや温度など、もっと数値データを活用するなど、ディテールを追求すると、視聴者にしっくりとくるメリハリの効いたバラエティになるのでは、と感じた。
  • コロナ禍で塞ぎがちな日々の中、明るい話題をテレビが提供するのは良いことだと感じたし、これから年末年始に向けて明るい番組を作って欲しいと感じる好企画だった。

意見

  • もっと「ふるさと富山を楽しく知る」ことを謳ったわかりやすいタイトルがよかったのではないか。
  • 銅像のコーナーは、楽しく見れたものの、番組が冒頭で表明した「日頃の何気ない疑問に答える」というコンセプトに合わず、違和感があった。
  • 名水を北陸3県で比較することに意味はあったのか。東京の水などとの比較で「富山が恵まれていること」を実感したり、または県内の名水の中での比較などがよかったのではないか。
  • せっかくのバラエティなので、もう一歩踏み込んで徹底的に「振り切って」欲しいと感じた。